文化功労者の年金がすごい!どうやったら、選ばれるの??

文化功労者の年金がすごい!どうやったら、選ばれるの??

王貞治、宮崎駿などの有名人以外にも、

 

文化に向上発展に貢献した人に与えられた

 

文化功労者

 

 

文化発展に与えられる文化勲章と間違いやすそうだが、

 

文化功労者が違うのは、年金が与えられることだ。

 

文化勲章のほうが、与えられる地位は高い。

 

しかし、年金支給されるのは、文化功労者という矛盾。

 

 

・文化功労者とは何なのか?
・年金はどれくらいもらえるのか?

 

調べてみました。

 

 

 

 

文化功労者とは

 

文化功労者(ぶんかこうろうしゃ)とは、

 

日本において、文化の向上発達に関し特に功績顕著な者をいいます。

 

 

選考方法

文部科学大臣が候補者の選考を文化審議会に諮問。

 

その選考した者のうちから文部科学大臣が決定します。

 

終身、政令で定める額の年金(年額350万円)が支給されます。

 

 

 

文化功労者の年金

 

 

文化功労者には、終身年額350万円支給されるそうだ。

 

文化功労者に選ばれるのは、高齢のことが多いのでそこまで長期間にわたるわけではないが、

 

それでも、10年以上となると3500万が国から支給されるわけです。

 

 

年収が400万という家庭もあるので、十分すぎる金額がもらえているわけです。

 

平成21年度の予算では約8億円が計上されていました。

 

 

 

文化勲章のほうが、格上だが、文化功労者のほうに年金が支給されることになっています。

 

なぜか?

 

文化功労者が年金がもらえるわけ

 

 

文化勲章が年金がもらえないのは、憲法によるものです。

 

日本国憲法第14条の3 「栄誉、勲章その他の栄典の授与は、いかなる特権も伴はない」

 

により、文化勲章を授与して年金などを支給してはいけないと定められています。

 

 

 

文化勲章者に、年金支給などを行うと憲法違反になってしまいます。

 

ということで、1951年に別制度として文化功労者を設け、

 

実質的に文化勲章年金の機能を持たせました。

 

 

文化勲章は、歴代文化功労者から選ばれることが多いです。

 

たまに、文化勲章、文化功労者、同時受賞もあります。

 

 

ちなみに授与者も違う

 

文化勲章・・天皇

 

文化功労者・・文部科学大臣

 

 

2014年では、803名の文化功労者がいた。

 

 

 

 

 

 

 

2015年 文化功労者受賞者

 

 

安西祐一郎(情報科学・認知科学・学術振興)
大隅良典(細胞生物学)
岡崎恒子(分子生物学)
尾上菊五郎(歌舞伎)
梶田隆章(素粒子物理学)
川淵三郎(サッカー)
黒柳徹子(女優)
佐々木毅(政治学)
西村暹(生化学・分子生物学)
野坂操寿(英語: Keiko Nosaka)(箏曲)
野村万作(狂言)
野本寛一(民俗学・地方文化振興)
橋田壽賀子(脚本)
浜川圭弘(応用物理学)
三谷吾一(漆芸)
皆川博子(小説)

 

様々な分野から選出されており、

 

黒柳徹子さんや、橋田壽賀子さんなど芸能人にも与えられていますね。

 

 

 

選考基準のあいまいさ

 

各ジャンルの専門家たちが話し合い、だれがふさわしいか決定していくわけですが、

 

明確な基準があるわけではありません。

 

どのような話し合いで決まっているかは、謎ですね。

 

ノーベル賞など世界的に貢献したというわかりやすいものならいいのですが。。

 

どのような選定しているのでしょうか?

 

僕らがもらうには、何かの専門に相当貢献しなければもらえませんね!