さとしの青春の映画が上映される!羽生のライバル聖とは?
聖(さとし)の青春が映画で上映されることが決定した。
2016年秋に全国ロードショーの予定です。
『聖の青春』(さとしのせいしゅん)
第29回東京国際映画祭クロージング作品
2016年 11月19日公開予定
キャスト
・村山聖
松山ケンイチ
・羽生善治
東出昌大
・森信雄(聖の師匠)
リリー・フランキー
・聖の母・トミ子
竹下景子
・弟弟子・江川貢
染谷将太
・病床の村山をサポートするプロ棋士・橘正一郎(モデルは滝誠一郎)
安田顕
・東京にきた聖と交流するプロ棋士・荒崎学(モデルは先崎学)
柄本時生
・聖の父・伸一
北見敏之
・「東京の師匠」として村山を支える将棋連盟の職員・将棋雑誌編集長・橋口(モデルは原作者の大崎自身)
筒井道隆
「聖の青春」
大崎善生が書いた、2000年のノンフィクション小説です。
今回、松山ケンイチを主演にして映画公開となります。
今までも、演劇や、テレビドラマにもなったことがありますが、
映画では、初の上映となります。
ドラマ
2001年1月6日、新春スペシャルドラマとしてTBS系列
主演は、藤原竜也が務めた。
実際に実在した将棋棋士・村山聖を題材で、
大崎善生のデビュー作です。
村山聖(むらやま・さとし)
1969年6月15日-1998年8月8日
広島県出身
将棋棋士
段位:九段(追増)
聖の青春映画の内容
難病と闘いながら将棋に人生を賭け、29歳の若さで亡くなった村山聖(さとし)の生涯を描いた作品です。
村山は、「東の羽生、西の村山」と評されるぐらいの実力の持ち主だった。
羽生とは、史上初の7大タイトルを達成した、羽生善治のこと。
プロ棋士として羽生善治ら同世代のライバル棋士たちと死闘を繰り広げ、まさに命を削りながら将棋を指した
村山聖の壮絶な一生が描かれます。
村山エピソード
村山は、まさにプロの鏡だった。
時間があれば、将棋の勉強。
プロであれば当然だが、当然のようにこなす人は少ない。
飲んだ帰りでも、勉強を怠らない。
将棋に対する熱意は、今でも語りつくされている。
羽生にも勝つチャンスがあった。
NHKテレビ対局では、羽生を追い込む。
勝つ一歩手前まできた。
誰もが、村山の勝利を確信していたが、まさかの凡ミス。
ありえない様な読み間違いにより、敗戦。
羽生に勝つことはできなかった。
これが、羽生との最後の戦いとなる。
主演の松山ケンイチ
役作りのため20キロ以上も重増。
羽生役には東出昌大
着用するメガネは、羽生本人が1996年に史上初の七大タイトル戦七冠独占達成時に実際にかけていたものだそうだ。
徹底した羽生研究を行い、本人と瓜二つの姿になったそうです。
「この作品には、人生、青春、生きがい、誇り、尊い多くのものが映っています。
一人でも多くの方に観てもらいたい。月並みな事を言うようですが、切に思います」
と東出は語っています。
さいごに・・
聖が生きていたら、今頃相当な棋士になっていたことだろう。
勝負の世界に、「もし」「たら」なんて言ってはいけない。
でも、この映画をみたら、聖の将棋に対する気持ちを後押ししたくなる。
もし、生きていたら・・・